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【酷評】DYM就職は悪評ばかり?ニートにオススメ?元転職エージェントが解説!

最近ネット上でDYM就職が話題になっていますね!某人気女子アナウンサーが出演するCMを見たことある方も多いのではないでしょうか。

かなり特徴的な転職エージェントで、順調に規模を拡大中なようです。
ただネットでDYM就職と検索すると悪評も多く出てきます。
そこでこの記事では、元転職エージェントである筆者がDYM就職について徹底解説します。

この記事を読めば下記のようなことがわかりますよ!

  • 悪評は本当?
  • どんな人に向いているの?
  • 他のエージェントと比べてどうなの?

それでは、早速解説していきますね。

DYM就職とは?

DYM就職は『既卒、第二新卒、未経験から正社員に!』をキャッチフレーズにサービスを展開している転職エージェントとなります。
そのキャッチフレーズの通り、通常の転職エージェントでは、サービスを受けることができない可能性が高い、ニートやフリーターであっても正社員への就職を支援してくれる転職エージェントとなっています。

その特徴から、基本的には20代向けのサービスとなっているようです。
また、正社員への就職率は96%とうたっていますから、職歴的に弱い人材を正社員にする力は業界トップといっていいのではないでしょうか。

拠点も全国16か所と各地にあり、この規模の転職エージェントでは、珍しいと思います。
求人数も2000以上と、第二新卒特化のベンチャーエージェントとしては、優秀であるといえると思います。

ただし、かなり特徴的なサービスですので、本当に利用すべきかどうかは、慎重に検討する必要があります。上手く利用できれば、メリットのある転職エージェントだと思いますよ。

DYM就職の特徴

フリーター、ニートでもサービスが受けられる

DYM就職の一番の特徴は、フリーター、ニートでもサービスが受けられて、正社員に就職できることでしょう。一般的な転職エージェントでは、正社員歴の無い人はサービスの利用を断られることがほとんどです。理由は簡単で採用する企業にとって、通常の転職エージェントは手数料が高いからです。よって、未経験や第二新卒の方を採用するのに転職エージェントを利用しない企業が多いので、エージェントとしてもそういった方に紹介する求人がないので、登録を拒否されてしまいます。

DYM就職は、未経験であっても採用したい、採用意欲の高い企業の求人に絞り、手数料を抑えることで、このサービスを成り立たせています。
正社員歴のない方は、まず正社員としての経験をつむことが、ステップアップにつながっていきますので、DYM就職のサービスは非常にうれしいですよね。

書類選考が不要

こちらもDYM就職の大きな特徴で、DYM就職経由で企業に応募する場合、書類選考が免除されます。一部通常通り、書類選考のある求人もあるようですが、基本なしとのことです。
転職においては、一般的に書類選考通過率は30%程度だといわれています。その書類選考が最初から免除されるのは大きいですよね。
個人的にも、面接まで行けば、不採用でも納得がいくのですが、書類で落とされるのは、ただただ悲しいですので、書類選考免除はいいなあと思います。
これが可能なのは、DYM就職が企業と強いパイプを作っているからでしょう。企業から信頼されているので、DYM就職から推薦された人にはすべて会いますよということができるのです。
ただし、それはDYM就職のアドバイザーが書類選考を代理しているのと同じことだったりします。つまり、通過しない求人は最初から紹介してもらえないということです。まあ転職する側からすれば、落ちる求人なんて知らなくてもいいので、非常に合理的なサービスになっているかなと思います。

全国16か所に拠点がある

前述の通り、DYM就職は、首都圏以外にも札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・神戸・岡山・広島・福岡に拠点を持っています。これは、全国的に拠点を構えている転職エージェントは大手がほとんどですので、この規模の転職エージェントとしては大きな特徴だと思います。
基本的に求人は東京に集中していますので、規模の小さい転職エージェントが地方に拠点を構えてもその地方の求人を用意出来ないため、上手くいきません。
そういった意味ではDYM就職は全国各地の求人を用意できている優秀なエージェントではないでしょうか。
転職エージェントを利用する際には、必ず最初にアドバイザーと面談を行います。拠点が近くにない場合は、電話での面談となるのですが、やはり対面の面談に比べてもらえるアドバイスや求人とのマッチングの質がイマイチになってしまいます。
よって私は、基本的に転職エージェントとの初回面談は対面でするように薦めています。
そういった意味では、地方都市であっても対面で面談を受けられることはDYM就職のひとつの特徴であると思います。

DYM就職のデメリットとメリット

それでは、気になるDYM就職のデメリットとメリットを解説していきます。かなり特徴的なベンチャー転職エージェントですので、デメリットとメリットがはっきりしていると思います。

DYM就職のデメリット

対応が悪い

もちろんどの転職エージェントを利用しても、アドバイザーの当たり外れはあり、対応悪いなと思うことはあるでしょう。ただ、DYM就職の場合はその確率が非常に高いことがデメリットです。
基本的なDYM就職のエージェントの対応の仕方として、正社員歴のない方を相手に、厳しいことは言って、とにかく早く採用してくれる企業に就職するべきだという方向に持っていくようにしています。よって非常に強引、高圧的に感じることが多いようです。
この対応は個人的に、仕方の無いというか合理的だなと思うところは正直あります。なぜなら職歴のほとんど無い方の希望を汲み取って就職先を探すことは非常に困難だからです。
なので、最初に強く否定しておき、その後で提案していく方法をとっているのでしょう。まあこれが、転職者に寄り添った提案とは思えませんので、対応が悪いといっていいと思います。
残念ながら、大手のエージェントに比べて、優秀なアドバイザーが少ないというのは事実だと思いますので、デメリットとしました。

求人が偏っている

これも仕方ない部分はありますが、未経験、職歴なしの方でも採用するような求人をそろえていますので、営業、販売系の求人が多いようです。中には、清掃員といった普通の転職市場であまり見かけない求人もあるようですが、希望の職種の求人を紹介してもらえないことも多いようです。
また、いわゆるブラック企業の求人が多いことも事実だと思います。どうしてもブラック企業ほど、人が辞めていくので、採用熱が高かったりします。ブラック企業とDYM就職はウィンウィンに近い関係だと思いますので、そういった求人が多いのも仕方ないです。
ただ、ニートやフリーターの方が正社員になろうと思ってもあまり幅広い選択肢があるわけではないのは事実です。

考える余裕を与えてくれない

普通の転職エージェントであれば、転職者に色々なことをよく考えるように促しますが、DYM転職のやり方は、転職者にあまり考えさせずに転職を進めていくようです。基本的にアドバイザーが紹介した企業の選考を受けることとなり、選考も短期間、内定となった後も早く決断するように促すということが多いようです。
DYM就職は、体育会系でガツガツしているので、かなり押しが強いようです。押しに負けて、自分の意見が言えなくなってしまうタイプの方にはマイナスだと思います。

DYM就職のメリット

ニートでもフリーターでも正社員就職できる

DYM就職の一番大きなメリットは、ニート、フリーターの方でも正社員に就職できることでしょう。どんなにデメリットがあろうとも、このメリットは非常に大きいと思います。
ニートやフリーター、長期離職中などの方は、まず正社員の経験をつむことが、今後のキャリアに大きな影響を与えます。そしてそれを叶えるのは、簡単ではありません。
DYM就職なら、本当に正社員になれますので、大きな第一歩を踏み出すことができます。他にも第二新卒向けエージェントは存在しますが、ニートやフリーターの向けという意味では、かなり強みを持っているサービスだと思います。

書類選考がない

基本的に書類選考がないというのは、元転職エージェントとして、一番驚きましたし、素直にすごいと思った部分です。書類選考がないのは、転職者にとって本当に大きなメリットだと思います。まず第一に書類を綺麗に作成するのにそれなりの労力が必要ですし、職歴の少ない方は逆に何を書けばいいのか迷うものです。
また、面接であれば、努力次第で逆転可能ですが、書類選考には逆転はありませんので、努力や誠意を見せることすら出来ません。
特徴のところでも触れましたが、書類選考免除ができるのは、DYM就職が企業との関係をしっかり築いている証拠であり、他の転職エージェントには簡単にマネできませんので、DYM就職を利用する大きなメリットであると思います。

就職までのスピードが早い

デメリットの裏返し的な要素もありますが、DYM就職はとにかく実際に就職するまでの時間がすごく短いです。基本的に離職中の方を対象とすることが多いこともありますが、登録から本当に数週間、下手すると10日前後で就職が決まるそうなので、本当に早いと思います。離職中の方の中には1日でも早く就職先を見つけて働きたいという方もいるでしょうから、そういった方には大きなメリットであると思います。
ただし、人生の大きな分岐点ですから、勢いだけで転職先を決めないようにしましょう。

DYM就職の評判と口コミ

DYM就職に関しての口コミをピックアップしましたので、紹介しつつ解説していきます。

DYM就職の悪い評判・口コミ

TwitterからDYM就職に関する悪い評判をピックアップしてみました。
求人数が少なかったり、希望する求人がなかったりするのは、転職者の条件に合わせていたりするので、仕方がない部分もあると思います。
ただ、担当者が時間を守らないという口コミを多数見かけました。これはかなりありえないですね。社会人として当然の遅刻はNGですし、他の転職エージェントはその辺りの対応をかなり厳しく指導されているはずです。おそらくDYM就職では、時間を守ろうという意識の薄い会社なのでしょう。忙しいのは理解しますが、改善してほしいところです。

また、上記では紹介していないのですが、事務職を希望したら、全否定されたといった内容の口コミをちらほら見ました。これは、どの転職エージェントでも起こりえると思います。理由は未経験から事務になりたい人の多くが楽そうだからという理由で希望していること、30歳を超えると事務職の求人は物凄く少なくなる為、将来のキャリア設計が難しくなることの2点が多いです。
よって事務職志望を否定されるのは、DYM就職に限ったことではないので気を付けましょう。

DYM就職の良い評判・口コミ

https://twitter.com/y_nayeeeb/status/1201125618185695234

良い評判もTwitterからピックアップしてみました。本音からするとサクラっぽい口コミが多くて、ピックアップするのに結構悩みました。ただ、対応が良かった、本当にいい企業に転職できたという口コミもちゃんと存在していましたので、安心してください。

やはり、2個のツイートのように地方在住者にとってはサービスが転職エージェントの選択肢が少ないので、利用できるというだけでもメリットとなっているようです。

DYM就職がオススメな人そうでない人 

DYM就職は特徴的なサービスであるがゆえに、利用するのが、オススメな人とそうでない人がはっきりしていると思います。それぞれ解説してきます。

DYM就職がオススメな人

職歴のない人

DYM就職を利用する一番のメリットは職歴に関わらず、正社員に就職することができることです。これは、他の転職エージェント等で実現するのは難しいですし、ハローワークも求人の質、就職支援のサービス共にイマイチです。

よって、正社員歴のない人、そもそも企業で働いたことのない人にはDYM就職は、かなりオススメだと思います。

正社員として働いた実績をつくることがキャリアアップへの第一歩ですので、ぜひニートやフリーターの方にはDYM就職の利用をオススメします。そもそもキャリアアップに興味ないという人も多いかもしれせんが、正社員を経験しておくことがマイナスになるとは思えませんし、どうしても合わなかった場合は再度転職することや、フリーターに戻ることも可能ですので、まずはDYM就職に相談してみることをオススメします。

ブランクの長い人

職歴のない人と近いところがあるのですが、正社員として働いた経験があるのだけれども、辞めてしまい、ブランクの期間が長い人にも同様にDYM就職はオススメです。ブランクが年単位になってしまっている方は、前職で培ったスキル次第ではありますが、どうしても企業から敬遠されてしまい、書類選考もほとんど通らないと思います。
また、通常であれば、ブランクの期間に対して企業からかなり厳しいツッコミが入ると思いますが、DYM就職であれば、その辺りのフォローもしっかりしていますので、ブランクの長い方にはDYM就職がオススメだと思います。

スピード重視の人

1日でも早く就職したい方にはDYM就職はオススメです。公式に謳っている通り、最速1週間程度で転職先を決めることが可能です。
通常の転職エージェントでは、書類を作成するのにも時間がかかりますから、どう見積もっても2週間程度は時間が必要となります。
そもそも大手の転職エージェントは初回の面談日程の調整からして、少し時間がかかり、明日面談しましょう!とはなかなかなりません。
このスピードを生み出せるのは、DYM就職が提携先の企業との太いパイプを活かしているからに他ならず、他社が簡単にマネできるものではありません。
登録から1週間で内定まで可能というのは、DYM就職の大きな特徴であり、1日でも早く転職先を決めたい人にはかなりオススメできると思います。

DYM就職の向かない人

正社員として働いている人

現在正社員として働いている人にはDYM就職は向いていないです。もちろんそれぞれの年齢や経験に応じて、幅は異なりますが、正社員で働いている方は、DYM就職以外の転職エージェントを利用した方が、選択肢の幅が広がります。
DYM就職はこれまで解説した通り、ニートやフリーターの方でも正社員に就職できる求人を揃えています。一方で、それ以外の求人は他の転職エージェントに比べてものたりないです。そういった方はまずは大手の転職エージェントを中心に転職活動をすることをオススメします。また、選択肢の多い方は、複数の転職エージェントを利用しながら、じっくりと考えて転職を進めていきましょう。
いずれにせよ、現在正社員として働いている方にはDYM就職はオススメできません。

明確な希望職種がある人

明確に就きたい職種がある方にはDYM就職はオススメできません。そもそもDYM就職だと求人が数が少なく選択肢が物足りないというのもありますし、DYM就職のやり方として、とにかく正社員に就職させることを優先させてしまいます。
例えば、未経験であってもシステムエンジニアになりたいという明確な目標がある方は、プログラミングスクール兼転職エージェントのようなサービスを利用した方がよいです。
転職は色々な事を考える必要がありますが、DYM就職だとスピード感がありすぎて、他の方法を探る暇を与えてくれません。
とにかく就職したいというスタンスではなく、どのような仕事がしたいか明確なビジョンのある方はDYM就職以外の方法を探した方が良いでしょう。

何らかのスキルのある人

仮に現在ニートやフリーターだとしても、何か仕事に活かせるスキルを持っている方はDYM就職以外のサービスの利用を考えた方が良いと思います。
DYM就職はスキルがない方でも就職できる求人を用意していますが、逆にとがったスキルを持っている方向けの求人は持っていません。
語学力、プログラミング、簿記など、何らかのスキルや活かせる資格を取得している方は、他の転職エージェントやスカウトサービスの利用に加えて、フリーランスとして働くことなどもオススメできます。
また、すぐに就職する必要がない方は、スキルや資格を取得してから就職するというのも手だと思います。

DYM就職と併用すべきエージェント

エージェントは併用しよう

転職に関しては複数の転職エージェントを併用することをオススメしています。併用することのデメリットは少し対応が面倒なことくらいで、基本的には選択肢が大きく広がるので、転職エージェントを併用すべきと考えています。
転職において一番大切なことは求人との出会いです。世の中には無数の企業があり、無数の求人があります。よってより多くの求人と出会った方が選択肢が広がり、よりよい転職ができる可能性が高まります。
また、DYM就職のように特徴をもった転職エージェントも多く、それぞれの特徴を生かす形で利用することをオススメします。自分が転職で達成したいしたいことを明確にすることが転職の第一歩であり、それを達成する手段として有効な転職エージェントを選ぶといいです。
また、転職エージェントの良し悪しは担当するアドバイザーによっても大きく左右されると思います。やはり大手エージェントの方が優秀なアドバイザーが多いと思いますが、相性もありますので、自分にとって合うアドバイザーと転職を進めていくのが、一番ストレスなく転職活動を行うことができます。
よって、これらのことから転職エージェントは併用して利用すべきであると考えています。また、最近盛り上がってきている、スカウトサービスに関してもこの後解説しますので、こちらの併用も検討してみると良いと思います。

大手エージェント

具体的には、『リクルートエージェント』と『doda』になります。
この2つが転職エージェント業界の圧倒的最大手となります。エージェントサービスを比較すると2社の間に大きな差はありません。(若干リクルートの方が規模は大きいです。)
前述の通り、転職は求人との出会いが一番大切ですので、結局のところアドバイザーの質よりもいい求人を持っているサービスが正義なのです。
この2つのサービスが持っている求人数は業界3位以下に対して10倍くらいの差があります。どの業界、どの業種であってもこの2つのサービスの両方、少なくとも片方には登録するべきです。

この2社に関しては未経験求人もかなり大量に持っています。よってこの2社に登録できる経歴をお持ちの方であれば、DYM就職より先にリクルートとdodaの利用を始めた方がよいかもしれません。
残念ながら職歴のない方はこれらの転職エージェントのサービスの提供を断られてしまう可能性も高いです。

それぞれのサービスに関して簡単に特徴を紹介していきます。

リクルートエージェント

  • 言わずと知れた業界最大手
  • 登録しないと見られない非公開求人多数
  • マッチングはかなり雑だが、自分で探して応募すれば問題なし

doda

  • 求人掲載サイトとエージェントサイトが合体している
  • スカウトメールもそれなりに届く
  • 異常なほど、求人紹介メールが届くので、自分で探す手間が省ける

スカウトサービス

元エージェントの筆者ですが、転職の相談を受けた際には、かならずスカウトサービスの利用を勧めています。理由は、手間がかからず内定が出る確率が高いからです。なぜ内定が出やすいかというと、スカウトサービスを利用する企業は、能動的に人材を探さなければならず、手間がかかる為、採用意欲を高い企業が多いからです。また、費用の面でもエージェントに比べると採用した際にかかるフィーが安い為、採用されやすくなります。

また、転職者側からすると、スカウトが届いた時点で書類選考通過と考えてよく、選考がスムーズに進めることができます。デメリットとしては、企業と直接調整しなければならないこと、面接対策情報等が得られないことが挙げられます。

よほどハイスペックな方でない限り、魅力的な企業からスカウトがバンバン来ることはないのですが、意外とそこまでスペックの高くない方でもスカウトがきたりします。
自身の経験としても、全く経験のない業界、職種のスカウトを受けたりしますので、エージェントと併用しつつ利用してみるのもいいと思います。

それでは、具体的に利用すべきスカウトサービスを紹介します。

ビズリーチ

  • スカウト特化型最大手
  • 求職者は簡単な条件を満たせば無料で利用可能
  • 経歴を見られたくない企業をブロックできる

キャリアカーバー

  • リクルートが運営
  • ビズリーチよりも少しハイクラス向け(年収600万円以上推奨)
  • 大企業に強い

DYM就職は結局利用すべき?

元エージェントの率直な感想

ここまでDYM就職に関して色々と紹介してきましたが、結局のところ、DYM就職はどうなのよという疑問にお答えしたいと思います。
業界で働いたことのある筆者から見て、DYM就職は正直あまりいいエージェントではないと思います。そもそも運営会社の株式会社DYMはネットで軽く炎上したことのあるような超体育会系の会社ですし(人材業界は嫌われやすい仕事ではありますが)、申し訳ないですが、社員の質が高いとは思えません。

また、ネット上での評判や口コミを調べてみるとこの規模の転職エージェントにしては、口コミがめちゃくちゃ多いです。Googleの口コミは先ほど確認したところ、350件以上ありました。中身は絶賛しているものと酷評に二分されています。業界最大手のリクルートキャリアのGoogle口コミは60件程度。こちらは酷評ばかりです。
これは個人的な考えなのですが、転職エージェントの口コミをネットに投稿したいと考えるのは、よっぽど酷い対応をされた時ではないでしょうか。普通に利用して、普通に転職できた時にわざわざ口コミを投稿することは多くないと思います。

つまり何が言いたいかというと、DYM就職はかなり会社としての対応にマズイところがあるだろうということです。Google口コミがやたら多いのも、サクラが絶賛の口コミを投稿している可能性もあります。

だからと言ってDYM就職のサービスの中身すべてを否定するわけではありません。
何度も言っているようにDYM就職はかなり特徴的なサービスですから、うまく利用すれば、大きなメリットを得ることができるということです。
ただ、ネット上の記事でDYM就職を手放しに絶賛している記事は正直うさんくさいです。
専門家と謳いながら、デメリットやリスクをしっかりと伝えられていない記事も多いので、すべてを鵜呑みにせず、幅広く情報収集をして、自分の目でしっかりと見極める必要がありそうです。

オススメな人以外は必要なし

さらに踏み込んで個人的なDYM就職への評価をすると『オススメな人以外利用する価値なし』です。オススメな人は上記で解説している「職歴のない人」「ブランクの長い人」「スピード重視の人」のことです。

という書き方をするとものすごい酷評をしている感じになりますが、逆にいうと、オススメな人に当てはまる人はぜひ利用したらいいとも思っています。
どれだけアドバイザーの対応が悪くても、うまくサービスを利用して、自分にとってメリットがだせればいいのです。
ニートやフリーターの方が正社員になるのは簡単ではありませんし、通常の転職エージェントは利用できません。ハローワークに出ている求人はビックリするくらいブラックなものがあります。そうなった時に相談に乗ってもらい、アドバイスをもらいながら転職活動して、正社員になれるまで導いてくれるDYM就職のサービス自体はすごく意味のある、良いサービスだと思います。

ただし、「オススメな人」以外の方が利用すると不快な思いをしてしまう可能性がありますので、お気を付けください。転職活動は想像以上に大変です。はっきり言って疲れます。筆者としては、より多くの選択肢から選んでほしいと思うので、転職を希望する方には、積極的に活動することをオススメしていますが、利用するサービスは選んだほうがよいです。結局転職するのは自分ですので、無理のないように、自分ペースで転職活動するのが、結局は正解なのです。

DYM就職を最大活用するためのポイント

エージェントとの付き合い方の基本

最初の方で少し触れましたが、転職エージェントのビジネスモデルは転職者が入社した企業から仲介手数料を完全成功報酬型でもらって売上をあげています。つまり、求人を出すだけでは企業としても1円もかからない為、エージェントとしては、多くの求人を獲得することができます。但し、転職者が実際に入社しないとエージェントとしては1円の売上にもなりませんので、基本的に自分たち経由でどこかの企業に転職させようとします。
また、仲介手数料は、転職者の年収によって決まりますので、基本的に年収の高い企業に転職させたいとエージェントは考えています。ただ、まれに手数料のパーセンテージが違い、年収関係なく、より手数料の高い企業に転職させようとすることもあります。

アドバイザーも営業職のようなものです。目標となる売上が明確に決まっており、達成できないと相当怒られますし、未達成が続くと会社にいられない雰囲気になります。よって、場面によってはゴリゴリと転職を進めてきます。

ここまで書くと、エージェントが悪のように感じますが、エージェントを利用する人は転職したくて利用している訳ですから、うまくエージェントを利用できれば、自分に足りないところを補って、希望する企業に入社させてくれたりします。

基本的にアドバイザーに対しては、遠慮する必要がありません。無茶かなと思ったとしても、希望の職種や希望の年収等をそのままぶつけるべきです。絶対に無理な場合は、アドバイザーから無理なので、考え方を変えるように言われますので、安心してください。繰り返しになりますが、アドバイザーは転職させたいわけですので、成功しないような高望みは否定してきます。よって遠慮して希望年収を少なく申告したりすると、その年収をベースに転職を進められてしまいます。

また、疑問点はとにかく確認するようにしましょう。それを解決するのがアドバイザーの仕事ですので、基本的に対応してくれるはずです。面接の対策情報や企業の率直な評価など気になることはどんどん聞いてしまいましょう。
ちなみに面接対策情報で特に大切なのが、過去のNG理由です。企業によってはNGワードがあったり、結構特徴があったりします。OK理由ばかり意識してしまうと、自分の言葉でなく棒読みになりやすいので、NG理由を避けながら自分の言葉で話せるようにするといいです。

合わないと思った時の対処法

ここでアドバイザーと合わないと思ったときの対処法を紹介しておきます。アドバイザーが全くこちらの意向を汲み取ってくれないという不満をよく聞きますのが、そういった際には、こちらが我慢するのだけはやめましょう。
転職活動は基本的に結構大変です。現職の方は特に、仕事終わりで書類を作成したり、面接の対策をしたり、スケジュールを何とかやりくりして面接に行ったりと結構体力とストレスが溜まると思います。そんな中でアドバイザーとのやり取りでストレスを感じる必要はありません。はっきり言ってもったいないです。
アドバイザーへの不満はそのまま言うようにしましょう。基本的には改善してくれるはずです。また、どうしようもないと思ったときには、担当変更のお願いをしましょう。
担当変更のお願いですが、言える場合には本人に直接言ってしまって構いません。転職エージェントでは担当変更はわりとあることですので、すんなり話が通る場合もあると思います。
本人に伝えても拒否されてしまったり、直接は言い辛いなと思う方は、HPの問合せフォームから連絡しても対応してもらえるようです。あなたの人生がかかっているのですから、遠慮するのだけはやめましょう。悔いの無い転職活動になるようにできるだけのことをするべきだと思います。

DYM就職の利用方法

それでは、DYM就職の利用方法について詳しく紹介していきます。

①公式HPにアクセスし、登録する

DYM就職の公式HPにアクセスする。
トップページ左のフォームに名前、メールアドレス等を入力して、
登録ボタンをクリックする。

②面談日程の調整

登録後、DYM就職から面談日程の調整の連絡がきます。
対面での面談、電話面談の希望を聞かれると思います。
日程調整が大変な場合もあると思いますが、可能な限り対面での面談を行うことをオススメします。そうすることで、アドバイザーから丁寧な指導を受けられますし、アドバイザーに自分を知ってもらう良い機会となります。
電話面談だと時間も短く、自分を知ってもらい辛いので、マッチした求人の紹介につながり難くなってしまいます。

③面談

アドバイザーとの面談では、できるだけ正直に言いたいことはすべて言うようにしましょう。無理なことは無理ですとアドバイザーに言われますから、遠慮はいりません。基本的にその場で求人の紹介が受けられると思います。そこで求人の説明を受けながら、自分の希望をしっかりと伝えるといいと思います。
DYM就職の面接では、否定的な厳しいことを言われることもあるかもしれませんが、あまり思い悩む必要はありません。どうしても希望に沿わなければ利用しなければいいのですから、出来るだけ心に余裕をもって面談に臨みましょう。

⑤ 求人への応募

アドバイザーから紹介された求人で応募したいものがあれば、アドバイザーにその旨を伝えれば、DYM就職から企業に応募手続きを進めてくれます。
面談の場で即決してもいいですし、持ち帰って考えてもいいです。
また、希望の条件を伝えておけば、後から希望にマッチする求人がでてきた際に追加で紹介を受けることもあるでしょう。

⑥ 日程調整

転職市場全体で見ると、書類選考の通過率は30%程度と言われていますが、DYM就職の場合は基本的に書類選考はありませんので、すぐに選考の日程調整をすることになります。
細かい企業との調整はDYM就職側でやってくれますので、ご安心ください。
面接には慣れも必要ですので、同時調整となった場合は、志望度の低い企業から面接を組んだ方がいいと思います。

⑦ 面接

面接前に必ずアドバイザーから面接対策情報をもらうようにしましょう。また、企業のHP等をしっかり読んで研究することももちろん必要となります。志望度の高い企業との面接前にはアドバイザーに相談して、電話での面接対策を受けるのもいいと思います。

⑧ 内定

基本的に面接は2回という企業が多いです。新卒の就職活動とは違い、1次面接が最も大切です。中途採用の場合は、どこのポジションで採用するか決まっている場合が多いですので、その部署のマネージャーの評価が高ければ、内定となる可能性が高くなります。但し、企業によってその辺りの特徴も異なりますので、アドバイザーに相談しながら進めましょう。
無事に内定となった場合、基本的には回答期限は1週間程度であることが多いです。何社かで迷っている場合には、同時期に内定が出るように面接日程を調整するといいです。

⑨ 退職交渉

現職中の方に限った話しにはなりますが、よくエージェントは退職交渉を終えるまでが、転職活動であるという話をします。内定を承諾して安心する方も多いと思いますが、現職との退職交渉を終えるまで気を抜かないようにしましょう。ここで揉める方は少なくないです。可能な限り円満に退職できるよう、疑問点はアドバイザーに相談しましょう。

DYM就職に関してQ&A

ここでネット上や私が知人からよく受ける質問に回答しておきます。

Q.本当に無料?

A.DYM就職の利用は完全に無料です。但し、転職活動にはそれなりに費用がかかります。
中途採用面接は基本的に交通費は出ませんので、気をつけてください。

Q.DYM就職が強い年齢層は?

A.未経験系の求人の強いので、どうしても20代向けの求人が中心となります。DYM就職は35歳まで登録可能となっており、30代前半向けの求人も扱っているようです。残念ながら36歳以上の方はDYM就職を利用することはできません。

Q.退会したい

A.マイページの登録情報設定から退会手続きができます。また、退会しても再登録は問題なくできますので、安心してください。

Q.内定後の回答期限がすごく短く決めきれない

A.1週間より短い場合、エージェント側でわざと回答期限を短く設定している可能性があります。まずはアドバイザーに相談してみましょう。最終手段としては、企業と直接交渉する方法がありますが、これも出来るだけアドバイザーの許可をとった方が無難です。

Q.大手企業への就職は可能?

A.何を持って大手企業とするかは置いておいて、規模が大きい企業に就職することは、DYM就職からでも可能だと思います。ただし、大手企業に就職することが必ずしも幸せなこととは限りませんので、見極めが必要です。

Q.アドバイザーとの面接はスーツを着たほうがよい?

A.アドバイザーとの面接はラフな格好で構いません。これはDYM就職に限らずです。ただし、企業との面接は基本的にスーツで行うことになりますので、持っていない方は用意するようにしましょう。

運営会社について

最後にDYM就職の運営会社である、『株式会社DYM』に関しても少し解説しておきます。
少し触れましたが、ネット上でプチ炎上したことのある、超体育会系企業です。体育会系であることは決して悪いことではないと思いますが。

事業としては、ITと人材を中心に幅広く展開し、規模を急拡大している勢いのあるベンチャー企業です。
悪いうわさが先行してしまっている会社ですが、日本の企業としては、初任給が非常に高いことで有名であったり、社員を大切にしている側面もあります。

まあ全体的には、勢いのある体育会系ベンチャー企業にありがちなプラスとマイナスな面を持っている会社という印象です。

まとめ

DYM就職は非常に特徴的な転職支援サービスです。
ニートやフリーターの方でも利用でき、正社員になれる可能性もかなり高いと言えると思います。

その一方で、サービス面ではまだ未熟な部分も多く見られますので、誰にでもオススメできるサービスでないことも事実です。

ただ、他の転職サービスを受けられない方の受け皿になってくれるサービスですので、他の転職エージェントを利用できない方は積極的にDYM就職の利用を検討してみるといいでしょう。