プログラミング

無料プログラミングスクールの実態は?悪評は本当?元IT業界エージェントが解説!

無料のプログラミングスクールが少し前からネット上で話題となっていますね。なかなか独学で学ぶのが難しいプログラミングを無料で学べるのですから、かなりお得に感じますよね。

ただ、無料と言われると逆に不安に感じる方も多いと思います。
そこで今回流行りの無料プログラミングスクールに関して、徹底調査してみました。
筆者はIT業界で転職エージェントをしていた経験があり、プログラミングスクールとも仕事をしていましたので、その経験を活かして無料プログラミングスクールに関して解説していきます。

この記事を読めば、下記のような疑問を解決することができますよ!

  • 完全に無料なの?
  • 就職先がブラックだけって本当?
  • スクールはどう選んだらいいの?

 

Contents

無料プログラミングスクールとは?

まずは無料プログラミングスクールに関して説明していきます。エンジニアの需要は日々高まっており、それにともないプログラミングスクールもたくさん開校していきました。その中で、新しいビジネスモデルとして誕生したのが、生徒からをもらわない無料のプログラミングスクールです。

ビジネスとしての詳しい仕組みに関しては、次の見出しで説明しますが、無料プログラミングスクールは生徒からお金をもらわない代わりに、提携先の企業からお金をもらってなりたっています。そのお金を払っている企業は、ロースキルであってもエンジニアを欲している企業です。つまり、無料のプログラミングスクールは無料で育てたエンジニアを企業に紹介することで、売上を上げているビジネスです。

それぞれのスクールに様々な特徴はありますが、基本的には、短期集中型で期間は3ヶ月程度、平日日中に教室に実際に通う必要があり、会社勤めと並行して通うことが難しいとことが多いです。また、3ヶ月の間にプログラミングの基礎を学びながら、転職指導も受けることができ、そのスクール経由で提携先の企業の採用面接を受けることになります。
そこで内定を得て、企業への就職(転職)が決まった時点でスクールを卒業となるケースが多いです。

まとめると短期でプログラミングを学びながらエンジニアとしての就職支援を完全無料でしてくれるのが、無料プログラミングスクールとなります。

無料プログラミングスクールの仕組み

それでは無料プログラミングスクールの仕組みに関して詳しく説明していきます。先ほど簡単に説明しましたが、通常のプログラミングスクールが3ヶ月で50万円程度の学費がかかることが珍しくないのに、無料のスクールが存在していることに疑問を感じる方も多いと思います。

基本的なビジネスモデルは、転職エージェントと同じです。求職者には無料でサービスを提供し、企業には人材を紹介して、採用となった場合、仲介手数料をもらうという流れです。つまりは、生徒に提携先の企業に就職してもらわないと、スクール側には1円も売上が発生しません。よって、必死になって企業への就職を手助けしてくれます。転職エージェントとは違い、数ヶ月間プログラミングを無料で教えていますから、簡単にドロップアウトされては困りますからね。
スクールによっては、途中でやめた場合に違約金が発生する場合があります。もちろん有料のスクールにはなく、無料のスクールのみです。個人的には、ビジネスモデル的に違約金の設定は仕方ないと思いますが、説明が不十分であったり、異様に違約金が高いスクールは悪質ですので、避けた方がよいかもしれません。

とはいえ、有料のプログラミングスクールも就職支援は手厚く行っていることが多く、就職率98%などと謳っているスクールもあります。高いお金を払ってスクールに通うのですから、エンジニアとしての就職を本気で考えている方がほとんどということだと思います。
そういったスクールでは、決まったカリキュラムをこなして、スキルが身についた時点から就職活動を始めるのに対して、無料のプログラミングスクールはプログラミング学習と並行して就職活動をするのが大きな違いです。

無料プログラミングスクールの特徴

それでは、無料プログラミングスクールの特徴を掘り下げていきます。

転職することが前提となる

これまでの話で、理解された方も多いと思いますが、無料プログラミングスクールの場合、スクールの提携先の企業に就職することが前提となります。途中で退会すると違約金を請求されるスクールも少なくありません。もちろん違約金を設定していないスクールもあり、その点をウリにしている場合もあるのですが、そういったスクールでも、入学時には本当にエンジニアとして就職する意欲があるのかは確認されます。
ここまで説明した通り、そのスクールを通して転職することが前提でないと無料プログラミングスクールのビジネスが成り立ちませので、このことは仕方ないと言えます。

そのスクールを通して転職することに疑問がある方は、違約金を設定していないスクールを選ぶようにするとよいと思います。
ただおそらく、提携先の企業に転職しないことを切り出せば、かなりの説得を受けることになることは覚悟しておいてください。

基本的には平日の日中教室に通うことを前提としているスクールが多いので、現在フルタイムで働いている方は、仕事を辞めてからスクールに通うことになりますので、ご注意ください。

短期間でエンジニアとして就職可能

有料のスクールとの違いとの大きな違いの一つになりますが、無料プログラミングスクールの方がより短期でエンジニアとして就職することが可能であると言えます。
理由は無料プログラミングスクールのゴールが就職であるからです。有料のスクールの場合には規定のカリキュラムをすべて学習してからの就職活動になりますが、無料プログラミングスクールの場合はカリキュラムの途中であっても就職が決まれば、そこでスクールは卒業となります。有料のスクールの場合はカリキュラムに対して学費を払っているわけですから、途中で終わらして就職というわけにはいきませんよね。

具体的な期間で言うと、有料のスクールがカリキュラムの消化に最低2ヶ月、平均3ヶ月程度かかってから就職活動に臨むのに対して、無料プログラミングスクールの場合は2ヶ月目から就職活動を本格化させるところが多いと思います。
就職活動の期間自体は、その人それぞれですが、スクールがかなり後押ししてくれますので、1ヶ月程度あれば、就職先が決まる場合が多いでしょう。

無料プログラミングスクールのデメリットとメリット

ここまでの説明で理解している方も多いでしょうが、無料プログラミングスクールはメリットも大きいですが、デメリットも存在します。それぞれ特徴的なことをピックアップし解説していきます。

無料プログラミングスクールのデメリット

転職が必須

これは上記の特徴で紹介したことそのままです。エンジニアという職業は本当に向き不向きがあります。転職エージェントとして、エンジニアに向かいないから転職したいという人にもたくさん出会いました。勘違いしてほしくないのですが、プログラミングという行為に関しては、めちゃくちゃ難易度が高いわけではないと思います。学習していけばある程度誰でもできるようになります。
ただ、向き不向きは確実にあります。無料プログラミングスクールの場合、途中でエンジニアになりたくない、向いていないかもと感じても引き返せない場合が多いです。
よって適正がまだわからない初心者の方が対象にも関わらず、エンジニアへの転職が必須となる点はデメリットに働く場合もあります。

違約金が発生する可能性あり

これも上記に関連することですが、これまで解説した通り、無料プログラミングスクールの場合途中で辞めてしまうと違約金が発生することがよくあります。
もちろん無料のサービスですから、この程度の設定は仕方ないと思うのですが、違約金がかなり高額なスクールも存在しますので、注意は必要です。
違約金が発生しないスクールが必ずしも優良なスクールとは限りませんが、エンジニアとして働くことを心に決めきれていない方で、無料プログラミングスクールを利用する場合は、違約金なしのスクールを選びましょう。
もちろん順調にスクール経由で、提携企業に就職を決めてしまえば、完全に無料となりますので、必ず違約金がデメリットとなるわけではないですが、違約金の存在があまり知られていないこともあり、デメリットとしてあげさせていただきました。

スキル習得は期待できない

無料プログラミングスクールの場合、ゴールは完全に企業に就職することなのです。雑ないい方をしてしまえば、生徒にスキルが全く身につかなくても何も問題ないのです。もちろん基礎的なところから、しっかりと教えてくれるスクールも多いですし、スクールによっては、オリジナルの成果物を作成するところまで、支援してくれたりします。

ただ、無料プログラミングスクールを経由したからと言って企業に就職してから使えるような、スキルはほとんど身につかないと言っていいでしょう。もちろん有料のスクールで3ヶ月みっちり学んだとしても、身につくスキルはたかが知れています。それでも有料のスクールの場合は、実務に近い形でチームでの開発を行ったり、それぞれの生徒に考えさせながら進めていきますので、ある程度実務に近い経験ができることが期待できます。

繰り返しになりますが、無料プログラミングスクールのゴールは就職することなのです。よってスクール側も本物のスキルが身につくような指導をしようとは思っていません。いずれにせよしっかりとしたスキルを身に付けるには、自分で学ぶ必要がありますから、それでも問題ないという考え方もできますが、スクールでスキルを身に付けたいと思っている方も多いでしょうから、デメリットとして紹介させていただきます。

無料プログラミングスクールのメリット

完全無料でエンジニアになれる

無料プログラミングスクールのメリットは完全に無料でエンジニアになれること。この点に尽きると思います。未経験から別の職種に転職する、もしくはニートやフリーターから正社員になることはやはりハードルが高いです。また、エンジニアという職業は、需要も高く、努力次第では、将来のステップアップがかなり見込めます。また、スキルをつければフリーランスとして自由に働くことも可能です。
未経験から挑戦しやすい他の職種に比べて、エンジニアの将来性はピカイチだと思います。また、エンジニアといくとブラックそうだと思われている方も多いかもしれませんが、個人的にIT業界は働き方改革が最も進んでいる業界だと思います。もちろん繁忙期は大変でしょうが、いわゆるブラック企業はかなり少ないと思います。

そんな優良な職種といえるエンジニアに完全に無料で就職まで導いてくれる無料プログラミングスクールはうまく利用できれば、本当に素晴らしいサービスだと思います。

未経験からエンジニアになろうと思ってもきっかけが難しいと思うので、そのきっかけを与えてくれて、就職も実現してくれる。この点が無料プログラミングスクールの最大のメリットだと思います。

未経験からでも就職が容易

上記の点とかなり重複しますが、いくらエンジニアの需要が高いと言っても未経験の採用してくれる企業は多くないですし、求人も限られます。
通常の転職エージェント等経由で転職しようとしても、結構大変だと思います。
その未経験からのエンジニアへの転職をかなりの高確率で実現してくれることは、無料プログラミングスクールを利用する大きなメリットでしょう。
それは、無料プログラミングスクールが提携企業としっかりとしたコネクションを作っているから実現できていることです。その点は普通の転職エージェント以上に強みを持っていると思います。

無料で学ぶ環境が得られる

3点目のメリットは単純に無料で、学習する環境が得られることです。プログラミングに限らず、学習するときには環境が非常に大切ですよね。プログラミングはネット上に無料で学習できるツールがそれなりに充実しているのですが、だからといって一人で自宅で熱心に学習に取り組めるでしょうか。やはり周りも学習していて、すぐに不明な点を質問できる講師がいる環境はかなり重要だと思います。
その学習に良質な環境が無料で得られることは大きなメリットではないでしょうか。

開発エンジニアとインフラエンジニアについて

それぞれのプログラミングスクールの特徴を説明する前に、エンジニアの仕事に関して簡単に説明していきます。まずは、IT系のエンジニアは大きく分けると開発エンジニアとインフラエンジニアに分かれますので、その違いを解説していきます。

開発エンジニアとインフラエンジニアの違い

IT業界未経験の方がエンジニアとしてまず思い浮かべるのが、プログラミングを行う開発系のエンジニアでしょう。パソコンにずっと向かいながらコードを打ち込んでいく姿を想像されると思いますが、インフラエンジニアはそれとは異なります。
開発エンジニアとはいわゆるプログラミングを行う人たちのことで、いろいろなアプリケーションやソフトウェアを開発する仕事になります。もちろんゲーム開発と業務系アプリケーションの開発では、仕事の在り方が違いますが、ここでは、想像のし辛いと思われるインフラエンジニアに関して重点的に解説していきます。

そもそもインフラという言葉は何となくイメージできますでしょうか。IT業界で言えば、色々なデータを受け渡す為の環境といったところになります。そういった環境を構築していく仕事がインフラエンジニアの仕事になります。
データ通信ができる環境がなければ、開発エンジニアが活躍できませんので、インフラエンジニアの仕事は地味かも知れませんが、必ず必要となってきます。

一般的にインフラエンジニアにはネットワークとサーバーという分類がありますので、簡単に説明していきます。はじめに断っておくと、この2つは密接に関わっており、明確に仕事が分かれていないことも多いです。ネットワークだけサーバーだけの仕事という方もいますが、自身の仕事を紹介する際にネットワーク寄りのインフラエンジニアといった微妙な表現をされる方も多いです。
ネットワークというのは、言葉のままで機器と機器を繋げる環境のことでそれを構築するのがネットワークエンジニアです。実際にルーターやスイッチを繋げて環境を構築していきます。
サーバーは簡単にいうとデータを保存しておく機器のことで、要求に対してデータを送ったり、保存したりする機能を持ちます。このサーバー環境を構築するのがサーバーエンジニアの仕事となります。
ネットワークとサーバーどちらにも共通することが、一度環境を構築すれば終わりではなく、その後も正常に働いているか監視保守する必要があるということです。

求人の数、エンジニアとしての需要

インフラエンジニアは開発エンジニアに比べて、需要がないと思われている方もいるようですが、そんなことはありません。インフラエンジニアが環境を構築しなければ、開発エンジニアは活躍できません。
求人の数も実際に多くあります。年収が安いという話もありますが、これも事実ではありません。確かにプロジェクトリーダーなどに出世しやすいので、1000万円を超えるような高給取りは開発エンジニアの方が多いと思います。
しかし、結論的には若手や中堅層であれば、年収の差や就職しやすさの差はあまりないと思います。

ただ、注意が必要なのが、インフラエンジニアの最下層である、運用監視というポジションです。未経験歓迎求人にありがちなポジションなのですが、企業によっては、本当にサーバーを監視してエラーが出たらマニュアル通りに対応するだけの仕事の場合があります。
この仕事に就いてしまうとステップアップが難しくなります。開発エンジニアのように上級職との繋がりが薄く、学べることが少ないからです。ここから脱出するには結構な努力を必要としますが、周りにそういったモチベーションを持った監視業務の方が少なく、ステップアップするのに適した環境とはいえませんので、注意が必要となります。

プログラミング言語について

プログラミングに興味を持ったことのある方なら、プログラミング言語が多数存在することをご存じだと思います。プログラミング言語にはそれぞれ向き不向きがあり、イメージ的には業界によって使用する言語が大きく異なります。(正確に言えば使用する用途によって異なる。)

無料プログラミングスクールの場合、学べる言語は特定の1つの言語であることが多いです。基本的には、学びやすく、かつ需要の高い言語をスクール側で選んでいますので、深く考える必要はないかもしれません。1つの言語の習得してしまえば、次の言語を学ぶときのハードルも大きく下がります。
ただ、エンジニアとしてどういった開発に携わりたいかある程度具体的に決まっている方は、最初から学ぶプログラミング言語を選択した方が、希望の開発に関われる可能性が高くなります。

ここでは、すごく簡単にですが、プログラミング言語に関して紹介していきます。もっと詳しく知りたい方は、ネットでさらに検索してみたり、本を1冊読んでみたりすると良いと思います。

PHPとRuby

まずは多くの無料プログラミングスクールで、採用されているPHPとRubyに関して説明します。この二つの言語は非常に似ています。いわゆるweb系と呼ばれ、初心者でも学びやすい言語です。これらはオブジェクト指向スクリプト言語という性質の言語になるので、細かいことは置いといて、メジャーな言語であるJavaやCといったコンパイラ言語よりも作業量が少なく、オブジェクト指向なので、書くコード量が少なくてすむという特徴があります。
これらの言語を使うことによってWebサイトに動きをもたらすことができます。
例えば買い物サイトで購入ボタンを押すことで、ショッピングカートの中身が変わるなどはPHPやRubyという言語によって実現できている動きになります。

HTML、CSS、JavaScript

PHPやRubyよりも簡単な言語として、HTMLやCSS、JavaScriptなどがあげられることがあります。HTMLはメモ帳とWebブラウザで始められる手軽さがあります。用途としては、HPの画面を作っているものです。ただこれらの言語は基礎の基礎であり、PHP等を指導するスクールであれば、最初に教えてくれる言語となると思います。

Java

需要が高いことで有名な言語として、Javaがあげられます。習得の難易度は少し高いですが、用途がとにかく幅広く、習得できれば価値が高いです。わかりやすいところだと、androidのアプリ開発に使用されます。(iOSはSwiftという言語です。)
1番といっていい程メジャーな言語ですので、Javaの教えてくれる無料プログラミングスクールも存在します。短期間での習得は大変でしょうが、挑戦する価値のある言語です。

C系言語

もうひとつメジャーかつ需要の高い言語としてC系言語を紹介します。具体的には、C、C++、C♯などです。これらの言語をまとめて紹介すると詳しい方に怒られそうですが、簡単にいうと組み込み系言語といわれ、機械を動かす開発に使用されます。自動車や家電などです。正直C系言語は難易度が高いです。初心者が挑戦すると高確率で挫折すると思います。ただし、その分需要が高いのも事実です。C系の言語を本気で習得したい方は有料のスクールに通うことをオススメします。

ここまで紹介した言語の他にもプログラミング言語は無数に存在しています。どれを選ぶか悩んでしまう方は、実際にスクールの説明会等に参加して質問してみるのもいいと思います。

無料プログラミングスクールがオススメな人

これまで無料プログラミングスクールに関して、デメリットも含めて詳しく解説してきましたが、実際にどういう人にはオススメで、どういう人には向かないのかを具体的に紹介していきます。

無料プログラミングスクール にオススメな人

すぐにエンジニアとして就職したい人

人それぞれ事情があり、1日でも早く就職したい、手に職をつけるためにエンジニアになりたいという方もいるでしょう。そういった方には無料プログラミングスクールはすごくオススメだと思います。その様な事情の方は、あれこれ吟味するよりもまずは行動することが大切だと思います。無料プログラミングスクールなら最短1ヶ月でエンジニアとして就職できますので、ぜひ検討したら良いと思います。

学習にかけられるお金がない人

有料のスクールにしても無料のスクールにしても、仕事がない状態で数か月プログラミング学習に臨まなければなりませんので、その期間の資金繰りが厳しいという方もいると思います。そういった方に50万円近くする有料スクールはどんなに優良だとしても利用するのは難しいでしょう。有料スクールよりも無料スクールの方が、質が高いです!とは言えませんが、無料であることの価値は間違いなくあります。

環境が整わないと学習意欲が沸かない人

私自身もこのタイプなのですが、具体的な短期の目標やゴールがないと、一人で家で学習することってハードルが高い人多いのではないでしょうか。無料プログラミングスクールであれば、メンターにより、学習状況も管理してもらえますし、周りも同じような人がたくさんいますので、刺激にもなります。独学での学習が苦痛でない方は、他にたくさんの手段がありますが、なかなか一人では難しい方には、無料プログラミングスクールはオススメです。

無料プログラミングスクールの向かない人

エンジニアになる覚悟が決めきれていない人

これまで説明した通り、無料プログラミングスクールはエンジニアへの就職がゴールとなります。基本的にドロップアウトは許されません。エンジニアとして今後働いていくことが、自分の中で決めきれていない人は、無料プログラミングスクールではなく、別の手段でプログラミングを学び始めた方がよいでしょう。

じっくりと企業を選びたい人

無料プログラミングスクールでは、数ヶ月という短い期間で、エンジニアとしての学習を進めていきながら就職活動をすることになります。正直、就職先の選択肢はかなり限られるでしょう。そもそも無料プログラミングスクールの提携先の求人しか紹介されませんから、その中から選ばざるを得ません。絶対にブラック企業は避けたい、しっかり企業を選びたいという方は、スキルをつけながら、転職エージェント等も利用してじっくりと企業選びをするといいでしょう。

スキルを身につけてから就職したい人

繰り返しになりますが、無料プログラミングスクールで学ぶ数ヶ月という短期間では、大したスキルは身につかないというのが事実です。よって選べる就職先も限られます。転職に焦っていなく、じっくりとスキルを身につけた上で、企業を色々みて転職先を決めたいという慎重派の方は、別の方法でまずスキルをつけるのがいいと思います。

無料プログラミングスクールに通うか悩んでいる人へ

ここまで無料プログラミングスクールに関して色々と紹介してきましたが、実際に通うべきか悩んでいる方に元転職エージェントである筆者からズバリ言わせてもらいます。
正直エンジニアになるか悩んでいる、すぐに就職(転職)しなければならないわけではない、という方は無料プログラミングスクールには通わない方がよいでしょう。
エンジニアは本当に向き不向きのはっきりしている職業です。純粋に仕事の難易度が高いという話ではなく、どうしても向いてなくてエンジニアを辞めたいという人をたくさん見てきました。もちろん就職してみなければわからないところも多いですし、入った会社の環境にも左右されるでしょう。それでもエンジニアになる覚悟がまだできない方や、向いてないかもという不安がある方は、あっという間に企業への就職となってしまう無料プログラミングスクールではなく、独学などでまずはエンジニアの仕事に触れてみることをオススメします。

自分で少し勉強してみて、その結果やっぱりエンジニアになりたい。1日でも早く就職したい。ということであれば、無料プログラミングスクールに通ってみるといいと思います。
とはいえ、悩んでいるならまずは行動に移すことです。独学で勉強を始めるもよし、無料プログラミングスクールの説明会に参加してみるのもいいと思います。

無料プログラミングスクールの就職先

ここまで無料プログラミングスクールから就職できるのは、無料プログラミングスクールの提携先のみという話をしてきましたので、どんなブラック企業に就職させられるかと不安になっている方も多いと思います。
ある程度有名な無料プログラミングスクールでは、相当数の企業と提携していると思いますので、かなりの数の企業の面接を受けることが可能だと思います。希望した企業から採用されるかは別の話ですが、選択肢が全くないということはないと思います。
ただし、大手企業や有名企業に就職できるかは別の話です。そういった実績をウリにしている無料プログラミングスクールも存在しますが、実際はかなり困難であると言えます。有名企業側の立場から考えれば、普通に募集するだけで経験者のエンジニアが応募してくるのに、わざわざ未経験者を採用する必要はないですよね。

SESが就職先の中心となる

無料プログラミングスクールからの就職先として中心になってくるのがSESという業態の会社になると思います。少し調べたことのある方ならご存じかもしれませんが、SESはIT業界の闇であるとか、絶対にやめた方がよいということが良く言われています。そこで本当にSESはやめた方がいいのか簡単に説明していきます。

SESとは、エンジニア派遣の会社で、正社員としてSESの会社に所属しながらも、他の会社の案件に派遣されて派遣先の会社で仕事をする形となります。
なぜ評判が悪いのかというと、よく下記の点を指摘されているからです。

  • スキルが身につかない
  • 案件ごとに環境がかわる
  • ステップアップし辛い

確かにマイナスな面はあります。SESによっては、割り振られる案件に統一性がなく、色々な現場に飛ばされて、結局こなすだけの仕事になってしまったりします。
また、常駐先のプロパーの人間の下につくことになり、プロパーの方が新入社員だとしてもその下で働くこととなります。つまり、上級職に就くことは難しいというのは事実です。

確かにマイナス面もあると思いますが、一概にSESが悪いとは、個人的には思いません。SESでの仕事を通してスキルを身に付けることは可能ですし、転職によってステップアップをはかることも全然可能です。
また、SESは派遣元の会社が残業時間等を厳しく管理している場合が多く、物凄いブラック企業などもあまりないと思います。
ただし、給料に関しては、プロパーの社員と同じ現場で同じような仕事をしているのに差が大きいということはありえますが、これは責任の違いもありますので、多少は仕方ないです。給料を上げたければ頑張ってスキルを身に付けて、転職するのが近道です。

SESの場合、実際の勤務先は客先となる為、会社の雰囲気等で判断し辛いですが、エンジニアを大切にしている会社に入れれば、幸せになれる可能性は高いと思います。

無料プログラミングスクールを選ぶポイント

それでは多数ある、無料プログラミングスクールを選ぶ上で考慮した方がよいポイントに関して解説していきます。

立地

無料プログラミングスクールは基本的に教室に通う必要があります。オンラインで受講できるスクールもありますが、集中力を保つためにも、教室に通いながらの方がよいと思います。そうなると無料プログラミングスクール選ぶ上で重要になるのが、スクールの立地です。当たり前ですが、通学時間は短ければ短いほど良いですし、また、会社に通勤するのとは違い、交通費は支給されませんので注意が必要です。
スクールがない地方にお住まいの方は、寮を提供してくれるようなスクールもありますので、そういったスクールを選ぶと金銭的には余裕がでると思います。

期間

無料プログラミングスクールはビジネスモデル的に、出来るだけ短期での就職支援を目指していますが、スクールによって平均的な就職までの期間は特徴があったりします。
1日でも早く就職先を見つけて働きたいという方は、最短1ヶ月で就職まで導いてくれるスクールもありますので、そういったところを選ぶといいでしょう。
特にこだわりのない方は、少し期間が長めのスクールを選んだほうが、学べるスキル的にも転職活動にも余裕がでていいと思います。

開発?インフラ?言語は?

上記で解説した通り、一口にエンジニアといってもその中で、いろいろな種類の仕事が存在します。具体的に決めきれていなくても通うスクールによってある程度方向性も決まっていきますので、スクールを選ぶ時点で考えられる方がベターです。
選ぶ項目としては、まずプログラミングを行う開発エンジニアになりたいか、それとも機器を操作するインフラエンジニアになりたいか選びましょう。開発エンジニアになりたい場合は、エンジニアとして携わりたい仕事を考えて、学べる言語を選ぶといいと思います。
特にこだわりのない方は、多くのスクールが採用している、初心者でも学びやすいPHPかRubyで問題ないと思います。

無料プログラミングスクールの口コミ

無料プログラミングスクールにおける口コミを集めてみましたので、紹介していきます。これらはあくまでも個人の感想ですから、参考までにどうぞ。

悪い口コミ

  • 紹介される企業の条件が酷かった
  • 転職指導がメインでスキルが身につかなかった
  • ほったらかしでほとんど指導を受けられなかった

どうしても、無料プログラミングスクールからいける企業の幅は狭まってしまいます。求人に関しても募集していないタイミングもあるでしょうから、あまり提携先の少ないスクールに通ってしまうと行きたくない会社への就職を選択しなければいけないことになるかもしれません。
また、指導に関しても悪い口コミも正直少なくありませんでした。無料プログラミングスクールには集団授業を行うスクールと個々人で学習を進めていくスクールとどちらもありますが、個々人で進めていくスクールの場合、受け身だとなかなか学習がはかどらないようです。その辺りもスクールを選ぶ際に考えた方が良いかもしれません。
ただ、基本的にも個々人で進めていくタイプのスクールが多いと思います。

良い口コミ

  • ニートから2ヶ月で正社員になれた
  • 未経験なのにより前職より条件の良い企業に決まった
  • 入社後の最初の研修レベルのことは無料スクールで身についた

やはり良い良い口コミの大半を占めていたのが、未経験から本当にエンジニアに就職できたということでした。完全に無料でもスクールに通い、普通に取り組めば就職できるのです。これはやはり大きなメリットですよね。
また、エンジニアは他の職種に比べて、最低年収が高いと思います。よって前職での給料があまりにも低い方などは未経験であっても条件アップとなる可能性もあります。
指導内容に関しても能動的に取り組んだ方は、うまくスクールを利用してそれなりのスキルを身に付けることができているようです。

有料スクールとの比較

次に有料スクールを紹介していきます。プログラミングスクールも無数に存在し、オンラインから通学必須のもの、無料から100万円近いものと本当に様々ですので、網羅することは難しいのですが、まずは有名かつ特徴的な有料スクールを紹介していきます。

1.DMM WEBCAMP(DMMWebキャンプ)

メリット

  • チーム開発、オリジナル成果物作成が可能
  • 転職支援が強力(転職保証あり)
  • サポート体制が充実

デメリット

  • 高価(62万8000円)
  • 会社を辞めてから入学する必要がある
  • 通学必須

学習内容

  • 開発エンジニアのみ
  • 言語はRubyのみ
  • フルスタックエンジニアを目指す
  • 3ヶ月講義+転職支援

コメント

DMM WEBCAMP(DMMWebキャンプ)は最も有名といっていいプログラミングスクールです。大手が運営していて安心できますし、評判もかなり良いです。
学習内容としては、開発エンジニアのRubyのみですが、ベンチャー企業等で重宝される一人で開発の工程なんでもできるフルスタックエンジニアを目指すとしています。

かなり高価ですが、指導内容や転職指導の質も折り紙つきです。
ただし、指導内容が濃い為、通っている間はかなり忙しくなり大変な日々を送ることになるようです。
お金的にはやる気的にも十分な方には最もオススメのスクールです。

※直近で標準コースよりも専門的なコースであった「専門技術講座」が経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定され、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されたとのことです。
これにより、最大56万円のキャッシュバックが受けられるようになりましたので、こちらのコースをオススメされることが多くなることが予想されます。
標準コースとの違いは、期間が4ヶ月であり、より踏み込んだ内容まで学べること、料金が82万8000円と非常に高価なことでした。ただ、キャッシュバックが受けられることにより、実質35万円程度となり、標準コースよりも安くなります。

2.CodeCamp(コードキャンプ)

メリット

  • 働きながらでも受講可能
  • フリーランスになれる
  • 無制限でマンツーマンレッスンを受けられる

デメリット

  • 高価(148,000円~)
  • 講師が固定されない
  • チーム開発ができない

学習内容

  • オンラインでの学習
  • 開発エンジニアのみ
  • 言語はPHP、Ruby、Java、Swiftからコースごとに選択可能
  • 期間は2~6ヶ月でコースごとに違う

コメント

オンラインでのプログラミングスクールとして最も有名かつ大きいのがCodeCamp(コードキャンプ)です。期間中は無制限でマンツーマンレッスンが受けられるのがウリとなっています。オンラインで時間も場所も選びませんので、働きながらでも受講可能です。
ただし、マンツーマンレッスンのみですので、より実践的なチーム開発が経験できないのは大きなマイナスかなと思います。
転職支援も基本はありませんので、純粋にスキルを付けたい人にはオススメです。

※CodeCampGATE(コードキャンプゲート)という新しい転職支援付きのサービスが始まりました。期間は4ヶ月で費用としては総額50万円弱程度となります。サービス開始当初はCodeCampGATE(コードキャンプゲート)を通じて転職が成功すると全額キャッシュバックという、実質無料プログラミングスクール的なサービスだったのですが、途中でこのキャッシュバックをやめてしまいました。よって、このサービスを利用する方もかなり減ると思いますので、CodeCamp(コードキャンプ)には基本的に転職支援はないという表現としています。

3.リナックスアカデミー

メリット

  • 資格取得に強い(インフラ)
  • 昼間と夜間コースが選べる
  • 少人数クラスの担任制

デメリット

  • 高価(38万0000円~)
  • 就職支援メインではない
  • 通学必須

学習内容

  • 開発エンジニアコースもインフラエンジニアコースもある
  • 開発言語はJava、インフラコースもあり
  • 期間は5週間~でコースごとに違う

コメント

開発インフラともに多数のコースを誇る有名スクールです。インフラ系に強いスクールは珍しく、リナックスアカデミーが筆頭格です。インフラエンジニアになるのにLPICやCCNAといった資格を取得できるのは間違いなくプラスです。ただし、必ずしも受講後の就職がゴールというスクールではない為、就職支援への過大な期待はできません。
歴史ある大手のスクールですから、講師の質が高いという声をよく聞きます。価格的には高いですが、クオリティは信頼できるスクールの一つだと思います。
開発エンジニアにはあまり資格は重要ではないのですが、インフラエンジニアにとっては資格に取得は非常に重要で、給料に直結する場合もありますから、リナックスアカデミーで資格を取得してからインフラエンジニアとして働くのも良いよ思います。

4.侍エンジニア塾

メリット

  • 講師の質が高い
  • カリキュラムをオーダーメイドで作成してくれる
  • マンツーマン指導で挫折しにくい

デメリット

  • 高価(16万8000円~69万8000円)
  • テキストが古く質が悪い
  • 転職支援はイマイチ

学習内容

  • 開発エンジニアコースのみ
  • 開発言語は希望に沿ってもらえる(指導できる講師いれば)
  • 期間は1~6ヶ月でコースごとに違う

コメント

侍エンジニア塾は以前からかなり宣伝に力を入れているスクールですので、ネット上でみたことのある方も多いのではないでしょうか。
フリーランスのエンジニアがマンツーマン講師としてつき、その人にあったカリキュラムを作成してそれに沿った指導をしてくれるという内容です。
マンツーマンですから、それなりに価格が高いのとチーム開発等実践的なことが経験できないです。
未経験者が転職目的で利用するというよりは、独学で学んだ知識を伸ばしたいという利用の仕方の方が有効に利用できるスクールだと思います。

※侍エンジニア塾には転職コースという、提携先企業に就職できれば、実質無料となる無料プログラマースクールと同じようなサービスもあります。言語はJavaとRubyがあり、期間も1ヶ月と2ヶ月のコースが選べます。どちらも、規定内で就職ができなければ、通常の講座の料金が必要となります。入学時に全額の10%はデポジットとして必要なようです。侍エンジニア塾が実際にどうなのかは不明ですが、この形式だと、スクール側にはリスクがありませんので、よく言えば無理やりブラック企業に就職させられることはありませんが、悪く言えば就職支援が弱い可能性があります。

Web学習ツールとの比較

独学で学ぶWeb学習ツールに関しても紹介していきます。無料で学べるものを多く、興味のある方は、まずこれらのツールでプログラミングに触れてみるのも良いと思います。
Web学習では実際に機器を使う必要のあるインフラエンジニアに必要な学習はできません。基本的にすべて開発エンジニア向けとなっています。

1.Progate(プロゲート)

メリット

  • 無料コンテンツが充実(基礎のみ)
  • 言語の幅が広い
  • ゲーム形式で楽しい

デメリット

  • 質問不可の為、挫折しやすい
  • 有料でも高度な内容は学べない

学習内容

  • 開発言語は16種類から選べる
  • ゲーム形式で学べる

コメント

Progate(プロゲート)はWebで学べるプログラミング学習ツールとして最も有名なものです。有料コンテンツと無料コンテンツがあるのですが、無料もかなり充実しています。学習もゲーム形式となっており、結構面白いです。
ただし、わからないことがあり壁にぶつかっても質問できない為、挫折しやすい可能性もありますが、プログラミング学習の第一歩としてはかなりオススメのツールです。
気に入った場合は有料でも月1000円程度ですので、高価な有料プログラミングスクールに入るよりも圧倒的にハードルが低いです。ただし内容的には、純粋にプログラミングに特化しており、実際の開発案件で必要になってくる環境の構築等に関しては全く学べませんので、企業で即通用するレベルのスキルを身に付けたい方は高くても有料スクールを選択した方がよいでしょう。

2.Udemy(ユーデミー)

メリット

  • ベネッセが運営
  • ピンポイントで知りたい内容を学べる
  • 掲示板で質問できる

デメリット

  • 高価な動画も多い
  • 動画の内容が想像と違うこともある

学習内容

  • 開発言語は一般的な言語ほぼすべてを網羅
  • 動画を見ながら学べる

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Udemy(ユーデミー)は海外のサイトだったのですが、日本版をベネッセが運営することで日本でもかなり使いやすくなっています。
自分で学びたい内容の動画を選んで学ぶ形式となります。有料の動画も多いですが、無料の動画でもそれなりの学習は可能です。
動画の数はかなり多く、ピンポイントで学びたいことを学べる良さはあるのですが、初心者が利用しようとすると、何からしたら良いかわからなくなる危険もあります。
ただ、動画学習のメリットもあり、スキマ時間を使って学習も可能ですし、Udemy(ユーデミー)の動画講義はわかりやすいと評判です。
ちなみに掲示板で質問をするとほぼ24時間以内には回答を得られるらしいので、その辺りのつまづきは防げるかもしれません。

3.ドットインストール

メリット

  • 動画が3分程度と短くまとまっている
  • 掲示板で質問できる(有料)
  • テキストやソースコードが見られる(有料)

デメリット

  • 無料コンテンツはかなり限定的
  • 初心者にとっては丁寧さが足りない

学習内容

  • 開発言語は一般的な言語ほぼすべてを網羅
  • 動画を見ながら学べる

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ドットインストールは動画で学ぶ形式のプログラム学習ツールです。1本の動画が3分程度と短く、飽きることなく学習することができます。
こちらもかなり有名な学習ツールですが、無料のコンテンツは限定的で、質問やソースコードを見るには料金が発生します。また、動画が短い分説明が足りないという意見もあるようです。
ただ、総合的に見れば質は高く、ドットインストールの形式が気に入った方は、有料で利用するだけの価値はあると思います。
気になる点をあえて挙げるとすれば、動画の更新がされておらず、古いままのものがあるということです。プログラミングは常に進化、変化していきますので、最新の情報に基づいて学習していくことが大切です。ただ、これは他のスクールにも言えたりしますので、ドットインストールだけのデメリットと言い切れるわけではありません。

無料プログラミングスクールのよくある質問

それでは無料プログラミングスクールに関してよくある質問に関してまとめてみましたので、早速解説していきます。

Q.本当に無料?

A.無料プログラミングスクールにも何種類かあり、完全無料のスクール、スクールの提携先企業に転職すれば無料のスクール(しないと違約金発生)、スクールの提携先企業に就職すれば全額返金となるスクールがあります。どのパターンでもほとんどの生徒が無料で卒業していっていることは間違いありません。

Q.年齢制限はある?

A.スクールにより異なりますが、あります。無料プログラムスクールは転職前提ですから、未経験からでも企業に就職できる若手であることが求められるのは仕方ありません。20代限定というスクールが多いと思われます。

Q.周りの生徒のモチベーションが低いって本当?

A.高価な有料スクールに比べて、生徒全体のモチベーションが低いのは事実です。ただ、無料プログラミングスクールの場合、個々人で学習を進めていくパターンが多いですので、周りの生徒よりも講師の教えるモチベーションが高いかを見極めた方がよいと思います。

Q.完全に未経験からでも本当に就職できる?

A.できます。よっぽどやる気がない場合を除いてしっかりと就職できます。なぜなら未経験の方がほとんどの無料プログラミングスクールで、未経験の方が就職できないとビジネスが成り立たないからです。よってスクール側も未経験者をしっかりとエンジニアとして就職させることに自信をもっていますから安心してください。

無料プログラミングスクールの大量に紹介

お待たせしましたそれでは、無料プログラミングスクールを大量に紹介していきたいと思います。それぞれ特徴がありますので、気になったスクールがある方はより詳しく調べてみたい、無料の説明会に参加してみるといいと思います。

1.GEEK JOB(ギークジョブ)

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java・PHP・Ruby
  • インフラコースもあり

受講条件

  • 基本的には20代対象(大学生も可)
  • 30代は有料(13万2000円)も提携企業に就職できれば全額キャッシュバック
  • 教室に通う必要あり
  • 途中退会、提携先以外の企業への就職の際には違約金発生

立地

  • 九段下キャンプ 「九段下駅」(東京メトロ東西線/半蔵門線/都営地下鉄新宿線) 徒歩2分
  • 四ツ谷キャンプ 「四ツ谷駅」(JR中央線/東京メトロ南北線/丸ノ内線) 徒歩2分

期間

  • 1~3ヶ月

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GEEK JOB(ギークジョブ)は無料の中でも有名なスクールですね。東京の都心しか教室がありませんので、地方の方には難しいかもしれませんが、通える範囲にお住まいの方にはぜひオススメしたいスクールのひとつです。運営会社はSES事業もやっているのですが、GEEK JOB(ギークジョブ)の卒業生がそこに就職するパターンは多くないようです。違約金にそれなりの金額が設定されていることはデメリットにも思えますが、スクール側がそれだけ自信があるとも受け取れます。ただ、自主性を重んじる方針のようですので、能動的に学べない方には合わないかもしれません。
評判記事もありますので、そちらも参考にしてみてください。

2.LIKEIT(ライクイット)

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 18歳~29歳
  • 最低週3回平日日中に教室に通う必要あり
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅徒歩3分  東京メトロ東西線「茅場町」駅徒歩10分

期間

  • 1~3ヶ月

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LIKEIT(ライクイット)は日本IBMのある日本橋箱崎に位置している無料スクールです。正直筆者も名前は聞いたことあるのですが、あまりリアルな評判は聞いたことがありません。HPの作り等、筆者としては少し気になる点があるのも事実ですが、実績は十分のようですし、このスクールも運営母体がSESの会社ですから、おそらく就職先には困らないと思います。

3.0円スクール

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 18歳~35歳
  • 最低週4回に教室に通う必要あり
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 東京スクール 「岩本町駅」(都営地下鉄新宿線) 徒歩2分
  • 札幌スクール 「札幌駅」(地下鉄南北線)徒歩5分
  • 仙台スクール 「仙台駅」(JR各線)徒歩10分
  • 名古屋スクール 「伏見駅」(地下鉄東山線/鶴舞線)徒歩4分
  • 大阪スクール 「大阪駅」「梅田駅」(JR各線/地下鉄各線)徒歩10分
  • 福岡スクール 「博多駅」(JR各線)徒歩5分

期間

  • ~3ヶ月

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0円スクールは日本各地に教室をもっている珍しい無料プログラミングスクールです。もうひとつ珍しい特徴があり、0円スクールを運営しているのがSESの会社なんですが、0円スクールから就職した生徒の9割以上その運営会社に就職することになります。自社の研修兼採用活動を無料プログラミングスクールという形で行っているようですね。全国展開している無料プログラミングスクールは珍しいので、地方在住のかたには大きな選択肢になりえますね。

4.プログラマカレッジ

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java・PHP

受講条件

  • 20代限定
  • 教室に通う必要ありもSkypeレッスンとの並行指導
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 個別教室 「溜池山王駅」(東京メトロ南北線/銀座線) 徒歩5分
  • クラス教室 「半蔵門駅」(東京メトロ半蔵門線)徒歩5分

期間

  • 1~3ヶ月

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プログラマカレッジは集団授業があるタイプの無料プログラミングスクールです。よって入学は月初めに限られるようですね。周りとの仲間意識や競争意識を持ちながら学習を進めていけるかもしれません。プログラマカレッジも無料プログラミングスクールの中では歴史ある方で、提携先の企業も多いと思います。多くの企業を比べてから入社を決めたいという人にはオススメだと思います。

5.無料PHPスクール

学べるプログラミング言語・スキル

  • PHP

受講条件

  • 18歳~32歳
  • 23日間の短期集中(内8日間は教室に通う必要あり)+企業面接
  • 入学時にデポジット7万円が必要(就職後返還される)

立地

  • 「池袋駅」JR各線/私鉄各線/東京メトロ各線) 徒歩7分

期間

  • 23日間(授業)+企業面接(3~4日程度)

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無料PHPスクールは少人数を短期間で仕上げていくスクールです。正直あまり有名ではないですが、就職の実績は出ているようですね。ただし、デポジット制なので注意が必要です。月初に入学して実質1ヶ月で就職まで決まりますので、短期集中型を希望される方にはいいかもしれません。企業との面接も短期集中で行うようで、スクール側が用意して数日の日程の中でまとめて面接を行い、そこで内定を得る流れのようです。おそらくスクールと企業がよく連携できているのだと思います。2社からは内定とれますよという公式の触れ込みになっていますね。

6.ITCEアカデミー

学べるプログラミング言語・スキル

  • インフラ(東京校のみ)
  • PHP(仙台校のみ)

受講条件

  • 18歳~30歳
  • 教室に通う必要あり
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 東京校(インフラ)「代々木駅」(JR山手線) 徒歩3分
  • 仙台校(開発)「広瀬通駅」(地下鉄南北線)徒歩10分

期間

  • 約1ヶ月

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ITCEアカデミーは珍しく基本的にインフラエンジニア向けの無料スクールとなります。仙台校では開発エンジニア向けでやっていますが、元々は東京校でのインフラコースから始まっています。ITCEアカデミーの大きな特徴として、生徒には無料で寮を提供しており、地方からでも受講しやすい環境が整っています。寮まで無料で提供してくれるスクールは他に聞いたことがないので、大きなメリットですね。ITCEアカデミーも運営会社がSESの会社ですので、そちらに就職することになる可能性も高いです。そちらの会社に就職が決まった場合は引き続き住居の支援も受けられるようなので、かなり金銭的には助かるスクールだと思います。

7.A-square(エースクエア)

学べるプログラミング言語・スキル

  • Unity・JavaScript(スマートフォンアプリ開発コース)
  • Java・PHP・Ruby・Python(Webアプリ開発コース)

受講条件

  • 18歳~29歳
  • 教室に通う必要あり
  • 提携先以外の企業の就職した場合、違約金発生

立地

  • 東京校(インフラ)「飯田橋駅」(JR総武線/地下鉄各線) 徒歩2分

期間

  • 1~3ヶ月

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A-square(エースクエア)はスマートフォンアプリ開発コースも選べることが特徴の無料プログラミングスクールです。正直知名度はあまり高くありませんが、HPがダサいという話は聞いたことがありました。この記事を書くにあたり、A-square(エースクエア)のHPを初めてしっかりと見たのですが、確かにダサいです。
Webアプリ開発を教えるスクールなのですから、HPくらいしっかりしてほしいのが本音です。ただ、運営会社自体はA-square(エースクエア)の他に高価な有料プログラミングスクールも運営しており、指導自体には問題ないかもしれません。

8.プログラマースクール

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 20歳代限定
  • 教室に通う必要あり
  • 入学時にデポジット10万円が必要(就職後返還される)

立地

  • 「秋葉原駅」(JR各線/地下鉄各線) 徒歩4分

期間

  • 1~3ヶ月

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プログラマースクールも運営元がSESをやっていて、企業に就職した卒業生の多くが、この運営元の企業に就職しています。知名度は正直低いです。プログラマースクールのHP自体は正直ダサいのですが、運営会社が同様のサービスとして「ぼくらのあした」というサービスを運営しており、そちらに力を入れているからかもしれません。「ぼくらのあした」に関しては次で紹介いたします。

9.ぼくらのあした

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 18~30歳限定
  • 教室に通う必要あり
  • 入学時にデポジット10万円が必要(就職後返還される)

立地

  • 「秋葉原駅」(JR各線/地下鉄各線) 徒歩4分

期間

  • 1~3ヶ月

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基本的な項目に関しては、プログラマースクールと同じですが、ぼくらのあしたは地方在住の方に焦点を当てて、人を集めようとしているスクールのようです。正直新しいサービスですので、筆者もあまり詳しくは知らないのですが、生徒には寮を無料提供しているようです。ITCEアカデミーのところで、他にないと書いたのですが、新しく、ぼくらのあしたも同様のサービスを始めたようです。就職先やデポジット返還のルールはプログラマースクールと同じですので、こちらも運営会社に就職するパターンが多くなるかもしれません。

10.ITプロ育成スクール

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 集団クラス制
  • 教室に通う必要あり
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 「薬院駅」(西鉄/地下鉄) 徒歩1分 ※福岡県

期間

  • 6ヶ月

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地方限定のスクールも少し紹介していきます。ITプロ育成スクールは完全無料で6ヶ月間の長期にわたり集団講義を行う珍しいスクールです。正直細かい情報まではわからなかったのですが、基本的に卒業生は運営会社に就職しているようです。そう考えれば、6ヶ月間無料という形で、自社の新入社員研修を行っているようなものでしょうか。採用してしまえば解雇するのも大変ですし、研修でも給料が発生しますから、企業側にとっては都合がいいのだと思います。ただ、違約金はかかりませんから、福岡にお住まいの方はITプロ育成スクールを利用してみることを検討してもよいかもしれません。

11.iStaCamp(アイスタキャンプ)

学べるプログラミング言語・スキル

  • Java

受講条件

  • 20代限定
  • 教室に通う必要あり
  • 教材費が1万円程度必要

立地

  • 「五反田駅」(JR山手線/地下鉄) 徒歩2分

期間

  • 2~3ヶ月

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iStaCamp(アイスタキャンプ)は最近広告や評判記事をよく見る無料プログラミングスクールですね。正直他のスクールと大きな差別化を図れるような要素はあまり見当たりません。ただ、iStaCamp(アイスタキャンプ)も運営会社はそこそこのSESの会社ですので、就職先自体は確保される可能性が高いと思っていいでしょう。

12.ネットビジョンアカデミー

学べるプログラミング言語・スキル

  • インフラ

受講条件

  • 20代限定
  • 教室に通う必要あり
  • 途中退会、提携先以外の企業への就職の際には違約金発生(20万円)

立地

  • 「中野駅」(JR総武線/地下鉄各線) 徒歩10分

期間

  • 約2ヶ月

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ネットビジョンアカデミーはITCEアカデミー似た形式をとっている無料スクールですね。インフラエンジニアのスキルが学べて、CCNAというインフラ系の資格を取得することができます。また、無料でシェアハウス(部屋は個室)を提供しており、地方からの方も受け入れやすくなっています。ただし、調べていくと公式ホームページからは見つけられなかった違約金が高額であったり、シェアハウスを利用するには保証金(4万円程度)が必要な上に、4ヶ月以上の契約となり、4ヶ月目以降は実費負担となるようで、広告の仕方に関しては少し不安を抱く内容となっていました。

13.UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)

学べるプログラミング言語・スキル

  • インフラ
  • Java

受講条件

  • 30歳以下
  • 教室に通う必要あり
  • 退会金、違約金等の設定はなし

立地

  • 「新宿駅」(JR各線/地下鉄各線/私鉄各線) 徒歩15分

期間

  • 1~3ヶ月

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UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)はウズキャリという20代向けの転職エージェントを運営している会社が新しく始めたサービスです。開発エンジニア向けとインフラエンジニア向けのコースもあります。違約金の設定がないからか、就職率は85%程度と他のスクールよりも圧倒的に低いことが気になりますね。
内容的には、エンジニアのスキルアップ的なことはかなり薄く、就職支援的な内容が濃いようです。転職エージェントが母体ですから、当たり前といえばそうでしょうか。転職エージェントが母体であるメリットとしては、面接を受けられる企業が多いことが挙げられます。違約金の設定もありませんから、色々な企業みて多くの選択肢から就職先を選びたい方にはピッタリのスクールかもしれません。

 

まとめ

ここまで無料プログラミングスクールに関して、他との比較を含めて徹底的に解説していきました。
無料プログラミングスクールは未経験からでも本当に完全無料でエンジニアとしての就職を支援してくれます。

スキルがあまり身につかない為、有名企業等への就職は難しいと思いますが、エンジニアになる第一歩としては利用する価値ありです。

ぜひエンジニアに興味のある方は、これまでご紹介したどこかのスクールの説明会に参加してみてはいかがでしょうか。